「エキサイト公式プラチナブロガー」スタート!

Taxonomic Blog
by taxonomicblog
以前の記事
2007年 04月
2007年 03月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 07月
2006年 05月
2005年 10月
2005年 05月
2004年 12月
2004年 11月

イレズミフエダイ

Taxonomic Blog 018

英名:Blue –lined sea bream
学名:Symphorichthys spilurus
和名:イレズミフエダイ


体長:50cm
生息水深:-30m~
撮影地:フィリピン・マルケサス諸島~ニューカレドニア・琉球諸島・パラオ諸島
食性:肉食性 魚類・甲殻類のほか軟体動物なども捕食している。
撮影者:橋蔵

b0062119_1823763.jpg


今回は、イレズミフエダイ・Blue –lined sea breamです。秋/春のパラオを代表する一種であり9月~10月と4月~5月にかけて信じられないほど巨大な群れを形成します。その他の季節は、まったく見かけることがなく、一年を通じてほとんどの季節を内海(inshore lagoon)や水道(チャンネルリーフ)のあたりに生息しているようです。

シャークシティーとイエローウォールでは、この季節の新月の数日前あたりから巨大な群れが見られるようになります。これは、産卵のためにリーフエッジまで移動してくるためではないかと考えられています。

さて、撮影方法ですが、群れのもつ圧倒的な巨大さを表現するために10.5mm-Fish-Eye-Lenzを使っています。性格は異常なほど神経質で気配を殺し慎重にゆっくりと近づいてもまったく近寄ることを許さず、といって猛烈に追いかけてもそれ以上のスピードで逃げていくだけ。撮影自体は、比較的容易ですから、その距離をうまく縮められたら撮影は成功となります。


Aggregations --- 集合体・集団という意味ですが、フエダイ科の生物は時として、巨大な群れを形成することがあります。多くの場合、産卵行動の一過程だと思われますが、不思議な生態ですね。


はしぞう
[PR]
# by taxonomicblog | 2007-04-14 17:59

ロウニンアジ

Taxonomic Blog 017

英名:Giant Trevally
学名:Caranx ignobilis
和名:ロウニンアジ

全長:100~165cm
体重:68kg
生息域:紅海/アラビア湾~ハワイ諸島・日本全域・ニュージーランド・ミクロネシア全域
撮影地:ブルーコーナー 水深18m
Auther:はしぞー

b0062119_1851329.jpg


今回は、ロウニンアジ/Caranx ignobilis(学名)/Giant Trevally(英名)です。

釣り人には、「GT」とも呼ばれ、大物釣りの中では、特に人気種でもあります。ギンガメアジ属の中では最大種となり、非公式ですが最大記録は190cm/95kgとされています。まるでK1ファイターですね。体色は黒に近い銀色で、老成するほど汚れた黒色となります。


撮影には、50mmレンズを使用しています。水中撮影では、あまり使われることのないレンズですが、比較的寄れる大型魚に対しては、画角いっぱいに魚を写し出すことが可能です。撮影地はブルーコーナーです。棚待ちの根の特に潮あたりの強い部分へカレントフックを掛け体を固定し、あとは目の前を幾度も幾度も通る本種を狙うことになります。

魚類撮影では、全鰭が開いた瞬間がベストシャッターチャンスというケースが多いのですが、本種は、鰭を展開して泳いでいる時間が長い為、比較的シャッターチャンスが多いと言えます。しいて言うならば、その名の由来でもあると思われる日本刀を思わせる胸鰭が緊張し、まさに「サムライの刀」状になっている瞬間を狙ってみてはどうでしょうか。


Feeding ・・・ 「捕食行動」の意味ですが、ダイビング中に出合う魚類の中でも、本種ほど活発に捕食行動を行う種はいないのではないでしょうか。300個体ほどのクマザサハナムロの群れに攻撃を仕掛けた瞬間、「ドォーン」というものすごい爆音が水中に響きます。その驚異的な体重を維持する為に、活発な捕食行動を繰り返すのでしょうか・・・・



界 動物界 Animalia
門 脊索動物門 Chordata
網 硬骨魚綱 Osteichthyes
目 スズキ目 Perciformes
科 アジ科 Carangidae
属 ギンガメアジ属 Carangidae
種 ロウニンアジ C. ignobilis


Nikon D200
Nikkor AF50mm F2.8D
Anthis nexus D200
INON D-2000 x 2

はしぞー
[PR]
# by taxonomicblog | 2007-04-07 18:52

ヒカリイシモチ属の一種

Taxonomic Blog 016

英名:―
学名:―
和名:―

全長:1cm
生息水深:10m~
生息域:パラオ
撮影地:ヘルメットレック
Auther:tomoya

b0062119_15422376.jpg


『ヒカリイシモチ属の一種 Siphamia sp.』です。
沈船ポイントの『ヘルメットレック』、水深-15mで撮影しました。
Nikon D100 + Anthis nexus D100、レンズは105㎜、ストロボはD-180S一灯です。

内湾の枝上サンゴで観られる種です。
複数で住んでるんですけど、シャイボーイでなかなか撮らせてくれません。
かなりサンゴに対しての依存性が高く、離れることはまずないようです。
この仲間はホストに対しての依存性が高いことが特徴みたいです。


初めて観たのは『スパイクフィンガーデン』でのこと。
あの時は夏の台風シーズンでした。
ダイビングワールドさんの取材で、内湾を潜った時でしたね。
僕の好きなテンジクダイ科の魚やから、テンション上がりましたねぇ~。


この種は内湾の枝上サンゴを探すと、どこでもっちゅーわけにはいきませんけど、それなりに観られます。

ガイドしてて困るのは、僕がごっつ観てもらいたくて紹介しても、それほどの反応が得られたことがないゆうことです。
ネタ的にも小さいし、とにかく観づらい。

これ、観たい人はお越しになった時にリクエスト下さい。
まぁ無いやろけど。
パラオにはこんなんもいまっせ!!


ともや
[PR]
# by taxonomicblog | 2007-03-02 15:46

ヤクシマイワシ

Taxonomic Blog 015

英名:Hardyhead silverside
学名:Atherinomorus lacunosus
和名:ヤクシマイワシ

全長:8cm
生息水深:2m~
生息域:南日本・インド・西太平洋に広く分布する。沿岸浅所や河川河口にかけて大きな群れを作る。
撮影地:クルーズコントロール桟橋下
Auther:hashizo



b0062119_1817755.jpg


今回は、ヤクシマイワシ Atherinomorus lacunosus です。沿岸の浅い場所に大きな群れを作ります。トウゴロウイワシ科の生物ですが、生物分類学上ではいわゆるマイワシやカタクチイワシなどイワシらしいイワシよりダツに近いそうです。

撮影地は、クルーズコントロールの桟橋の下、水深-4mでの撮影でした。
ストロボはINON D-2000を 2灯使用しました。本種は、沿岸浅所や河川河口にじっとしていることが多いのですが閃光するとアジの捕食と勘違いするのか全個体がものすごい勢いで暴れだします。その様子を撮影しようとシャッターを切るとさらに暴れし、さながら映画「DEEP BLUE」のワンシーンのようでした。この写真では、ヤクシマイワシが高速で暴れまわっている様子が記録できたと思います。

Biogeograpy(バイオジオグラフィ)・・・生物地理学。陸地に住む生物では、分布境界線が大陸の端となる場合も多いわけですが、海の生物、特に幼生期を浮遊性卵(プランクトン)として過ごす種は、比較的広範囲に遺伝子を伝えることができます。本種では、西太平洋、南日本、インドまで広く分布しており、屋久島やモルディブあたりでも普通に見られるようです。浮遊性卵のように自己遊泳能力のない生物をプラントン、海流に逆らって泳ぐことのできる生物をネクトンといいますが、ヤクシマイワシも幼生期をプランクトンとして過ごし、成長に伴って遊泳能力が発達しネクトンとなります。

変態することで、地球上に広く移動することができるわけですね。



Nikon D100
Nikkor AF FISHEYE 10.5mm F2.8G DX
Anthis nexus D100
INON D-2000 x 2



はしぞう
[PR]
# by taxonomicblog | 2007-01-21 18:18

Snoutspot goby

Taxonomic Blog 014
英名:Snoutspot goby
学名:Amblygobius esakiae
和名:なし

体長:8cm
生息水深:1~2m
生息域:インド・西太平洋
撮影地:マラカル湾内-1m
Auther:tomoya
b0062119_152363.jpg


『Snoutspot goby』です。湾内の泥地、水深1mで撮影しました。
撮影仕様はNikon D100+Anthis D100、ストロボはINON D-180S、レンズは105㎜です。

『日本のハゼ』でサラサハゼ属の1種-2として紹介されているハゼと同一種だと考えられます。
通常のダイビングポイントではまずお目に掛かれないと思います。
生息水深は1~2mで、撮影中もタンクが水面から出るくらいです。

単独かペアで行動していて、底から数cm離れて遊泳しています。
驚かすと穴に引っ込みますが、共生ハゼではないようです。
何が掘った穴かは不明。

たまたまめちゃくちゃ浅いとこまで、潜って行った時に発見しました。
一瞬、『ホホベニサラサハゼ』かと思たんですけど“オーラ”がちゃうので調べてみたらSnoutspot gobyと出ました。
菱形になった尾鰭が特徴的です。
かなり稀種のようで、パラオでは個体数が多いんですけど他ではなかなか観れないようです。

住んでる場所は汚いですけど、よ~観ると結構キレイなハゼです。
目も怪しく光ってますし、鰭を開いた姿もキレイです。
かなりマニアックな部類に入りますけど、リクエストもらえれば潜りに行けます。
周りにもおもろいハゼいてますし、最大水深2mのダイビングやってみませんか!?


ともや
[PR]
# by taxonomicblog | 2007-01-20 15:02

バラフエダイ

Taxonomic Blog 013

b0062119_19292992.jpg


和名 バラフエダイ
英名 twinspot snapper
学名 Lutjanus bohar
全長 40~70cm
食性 肉食 魚類/甲殻類/軟体動物
生息地 紅海・沖縄諸島・ミクロネシア全域など
撮影地 シャークシティー
Auther:はしぞう



バラフエダイ/twinspot snapper(英名)/Lutjanus bohar(学名)です。リーフエッジで、単体で泳いでいる姿を頻繁に見かけます。フエダイ科の中でも特に大型で70cmほどの個体も多く見かけます。いつ出会ってもギラギラとした肉食魚特有の目をしています。幼魚期は、内湾性の場所を好み、スズメダイの群れと混泳し、シコクスズメダイやカブラヤスズメダイに攻撃擬態している様子も観察できます。


撮影は、20mmレンズを使っています。群れの大きさからすれば、さらに広角の10.5mmfish-eyeレンズを使いたいところですが、本種は、異常なほどの警戒心をもつことでも有名な魚でもあり、どうやっても近づくことができません。20mmレンズであれば、画角いっぱいに群れを入れ込むことができます。撮影地は、シャークシティーのリーフ先端部水深-30mです。このサイトは、秋・春のイレズミフエダイの巨大な群れが見られることでも有名ですが、同科のバラフエダイも同じ環境を好むようです。撮影日は、満月の3日前で、このことからも、やはりイレズミフエダイ同様に、産卵行動のため、巨大な群れを形成していると考えられます。


標準和名の学術的な記載は、カタカナ表記のために、生物の名前の語源を探るには、論文を発表した際に命名した研究者に聞くか、あるいは想像するしか方法がありません。さて、本種バラフエダイはというと、なかなか語源を想像しずらいのですが、一説には「死後、薔薇の花のように真っ赤な体色になるから」と言われています。命名当時は、スクーバーが今よりもずっと特殊なものであったため、水揚げされた状態で研究がなされる事が多かったと考えられますので、この説もまたあり得そうです。同様に、水中では黄色いアカヒメジも死後赤くなることで有名です。

b0062119_19304860.jpg


また、英名のTwinspotは、幼魚の頃に、背部に白点がふたつあるという特徴からの命名であると考えられます。同じく幼魚時期の特徴が標準和名となっていると考えられる種としては、イトヒキアジ・マダラタルミ・ヒレナガスズメダイ・コクハンアラなどがあります。これらの成魚には、糸状の鰭もなく、尾鰭も長くなく、まだら模様もなく、黒斑もありません。また、成魚時期の特徴が標準和名となっていると考えられる種は、タテジマキンチャクダイ・コブダイ・ユカタハタなどが挙げられます。


また、以前は、ギンガハゼの黄化個体は、コガネハゼとされていましたが、DNA鑑定による研究が進んだことによって、同種の色彩変異種であることが判明されました。



「魚の命名」という観点から考察してみると発見された当時の潜水技術や鑑定の精度・技術・方法が垣間見えて面白いですね。



真核生物上界
動物界 
後生動物亜界 
脊索動物門 
脊椎動物亜門 
顎口上綱 
条鰭綱 
新鰭亜綱
スズキ目 
スズキ亜目 
フエダイ上科 
フエダイ科 
フエダイ亜科 
フエダイ属



Nikon D200
Nikkor AF20mm F2.8D
Anthis nexus D200
INON D-2000 x 2

Photograph & Text by
hashizo
[PR]
# by taxonomicblog | 2006-12-13 19:35

アミメトビエイ

Taxonomic Blog 012
b0062119_19173697.jpg

英名:Ornate eagle ray
学名:Aetomylaeus maculatus
和名:アミメトビエイ

翼長:2.5m
生息水深:18m以深
生息域:モルジブからパプアニューギニア・台湾北部・ニューカレドニア南部・パラオのマングローブ域・チャネル(水路)付近の砂地※日本でも標本が得られた。
撮影地:ゲロンインサイド
Auther:tomoya

まいどです!やっとオルネイトイーグルレイ、アップできますよ。今まで数回目撃したんですけど、はっきりと個体が分かる写真ゲットできなかったんで。今回は長く見れたこと、お客さんとマンツーマンで潜ってたんでカメラを借りやすかったことでなんとか写真撮れました。


さて、オルネイトイーグルレイですけど和名がつきました。『アミメトビエイ』です。背中の網目模様から来てて、珍しく和名の方が分かりやすくシンプルな名前やと思います。まあオルネイトイーグルレイの方が通る名前なんで、あえてアミメトビエイとは言いませんけど、日本でも揚がったんですねぇ。


今回はゲロンのインサイドで遭遇。水深は25mです。安全停止に入る直前で見つけました。毎度のことですけど、テンション上がりましたー。10分くらいはじっくり見れたんちゃいますかね!?背中の網目もがっつり見ました。こいつは網目模様以外にももう一つ大きい特徴があります。尾鰭が以上に長いんです。

b0062119_19182274.jpg


マダラトビエイなんかでも、幼魚の頃は体に対しての尾鰭の比率は相当大きいですけど、大型になってもオルネイトの場合は尾鰭がべらぼうに長いです。初めてジャーマンチャネルで目撃した個体は翼長3mオーバーでしたが、尾鰭がこれまた長かった!至近距離やったんで、全体が視界に入りきりませんでしたからね。

レア度としては“激レア”の部類に入ると思います。パラオに一年居て、1~2回くらいの遭遇率でしょうか。遭遇しても、スーッとフェードアウトしていきます。砂地を好むようで、ジャーマンチャネル、ゲロンインサイドで目撃例が多いです。ウーロンチャネルやゲロンアウトサイドでもたま~に見られるそうです。個人的には、今回のゲロンインサイドそして過去にジャーマンチャネル、ゲロンアウトサイドで目撃しました。


撮影のチャンスは“稀”ですが、パラオに是非狙いに来てください!!


ともや
[PR]
# by taxonomicblog | 2006-10-24 19:19

タイマイ

Taxonomic Blog 011

b0062119_19335139.jpg


英名:Hawksbill sea turtle
学名:Eretmochelys imbricate
和名:タイマイ

体長:60cm~90cm
体重:60Kg
生息水深:0m~不明
生息域:太平洋・大西洋・インド洋の南北30度より低緯度の熱帯海域
撮影地:ブルーコーナー
Auther:tanaka toru


この写真はタイマイの甲羅上の付着生物ををニザダイ科のナガニザが搾餌している場面です。また、ウミガメの類は、この方法の他にコーラルや石に甲羅を擦り付けることによって甲羅を掃除している姿を見かけます。

カメの甲羅はボートの船底と同様に定期的なメンテナンスが必要であり、大型のサメに襲われる際などに、逃げるスピードが落ちるため、まさしく死活問題となります。

そうした理由のために、海ガメの類は魚類のクリーニング行動を利用したり、自分で岩や珊瑚に擦り付けたりして掃除をするわけです。陸ガメの甲羅干しについては、ただ体を暖めたり、ビタミンを吸収したりするほかにも甲羅についた藻を日に当てて枯らせて除去する大事な役目があるそうです。

昔から、「鶴は千年、亀は万年」と言われるように、カメの類は細胞の代謝のサイクルが遅く、動物の中でも長寿の部類ですが、海亀の甲羅があんなにキレイなのは本当にマメに掃除しているキレイ好きなんですね。フジツボや藻がびっしりと生えたカメは見た事がありませんものね。

水族館では定期的にデッキブラシでウミガメの甲羅の掃除を飼育員がやっている姿を見かけます。自然界の中ではカメのクリーニングステーションがあるそうです。ダイビング中にデッキブラシを持っていくとウミガメが集まってくるなんてなったら面白いですね。


界: 動物界 Animalia
門: 脊索動物門 Chordata
亜門: 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱: 爬虫綱 Reptilia
目: カメ目 Testudines
亜目: 潜頸亜目 Cryptodira
上科: ウミガメ上科 Chelonioidea
科: ウミガメ科 Cheloniidae
属: タイマイ属 Eretmochelys
種: タイマイ E.imbricata




田中ひょん
[PR]
# by taxonomicblog | 2006-10-16 19:34

インドカエルウオyg.

Taxonomic Blog 010
b0062119_13294475.jpg

英名:Brown coral blenny
学名:Atrosalarias fuscus holomelas
和名:インドカエルウオ

体長:2cm
生息水深:サンゴ礁域の浅海
生息域:西部太平洋の熱帯域
撮影地:マラカル湾内-5m
Auther:tomoya


今回は幼魚です。インドカエルウオyg.です。イソギンポ科の魚で、同科内ではめずらしく幼魚と成魚の体色が異なるのが特徴です。本種は湾内の浅場のサンゴ域で見ることができます。ご覧のように、全身黄色で目を引きます。成魚になると全身真っ黒になるので、あまり人気はありません。


今回撮影した幼魚は体長約2cm、人差し指の第一関節くらいの大きさでしょうか。近寄るとサンゴの裏側に隠れるんですけど、またすぐ出てきます。カメラを近づけると隠れて、そしてまた出てくるまでネバる。この繰り返しです。黄色以外にもやや緑がかった色のものもいますが、藻場にいるものは緑、浅場のサンゴでは緑~黄色のものが見られるようです。このカラーもさることながら、愛嬌のある容姿がかなりカワイイ良い被写体だと思います。

b0062119_1328152.jpg


ともや
[PR]
# by taxonomicblog | 2006-10-02 13:31

カスリハゼ

Taxonomic Blog 009

英名:Fragfin Shrimpgoby
学名:Mahidolia mystacina
和名:カスリハゼ

体長:5cm
生息水深:-5m~-25m
生息域:インド・西太平洋の温~熱帯域
撮影地:マラカル湾内-20m
Auther:tomoya


b0062119_1846111.jpg

今回はカスリハゼです。湾内の泥地、水深20mで撮影しました。湾内の砂泥地であれば-20m付近で割かし簡単に見ることができます。雄の第一背鰭は写真の様に伸張しているので、被写体としてもカッコエエと思います。底質がトロトロの泥地の場合を除けば、警戒心も小さいんで比較的簡単に撮影できるはずです。


和名の“カスリ”は体側にある斜走帯の模様を“絣”模様に見立てたことにちなみます。さて、ここでは『カスリハゼ』と書かせてもらったんですけど、正確には『カスリハゼ属の一種』Mahidolia sp.』とした方がエエと思います。カスリハゼ属は各鰭が大きく、特に目立つ第一背鰭の形や斑紋が種の識別に有効とされてきましたが、近年の研究では再検討が必要とされています。きっちり同定されたら、またこのページでアップしたいと思います。

b0062119_18472521.jpg


こっちは雌の写真です。雄に比べて、第一背鰭は丸く、伸張しません。雄とペアで居ることもあります。また、ギンガハゼ等と同じく黄化個体もいるようです。


このカスリハゼ、三本目に狙いに行きませんか?


ともや
[PR]
# by taxonomicblog | 2006-09-26 18:49