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タイマイ

Taxonomic Blog 011

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英名:Hawksbill sea turtle
学名:Eretmochelys imbricate
和名:タイマイ

体長:60cm~90cm
体重:60Kg
生息水深:0m~不明
生息域:太平洋・大西洋・インド洋の南北30度より低緯度の熱帯海域
撮影地:ブルーコーナー
Auther:tanaka toru


この写真はタイマイの甲羅上の付着生物ををニザダイ科のナガニザが搾餌している場面です。また、ウミガメの類は、この方法の他にコーラルや石に甲羅を擦り付けることによって甲羅を掃除している姿を見かけます。

カメの甲羅はボートの船底と同様に定期的なメンテナンスが必要であり、大型のサメに襲われる際などに、逃げるスピードが落ちるため、まさしく死活問題となります。

そうした理由のために、海ガメの類は魚類のクリーニング行動を利用したり、自分で岩や珊瑚に擦り付けたりして掃除をするわけです。陸ガメの甲羅干しについては、ただ体を暖めたり、ビタミンを吸収したりするほかにも甲羅についた藻を日に当てて枯らせて除去する大事な役目があるそうです。

昔から、「鶴は千年、亀は万年」と言われるように、カメの類は細胞の代謝のサイクルが遅く、動物の中でも長寿の部類ですが、海亀の甲羅があんなにキレイなのは本当にマメに掃除しているキレイ好きなんですね。フジツボや藻がびっしりと生えたカメは見た事がありませんものね。

水族館では定期的にデッキブラシでウミガメの甲羅の掃除を飼育員がやっている姿を見かけます。自然界の中ではカメのクリーニングステーションがあるそうです。ダイビング中にデッキブラシを持っていくとウミガメが集まってくるなんてなったら面白いですね。


界: 動物界 Animalia
門: 脊索動物門 Chordata
亜門: 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱: 爬虫綱 Reptilia
目: カメ目 Testudines
亜目: 潜頸亜目 Cryptodira
上科: ウミガメ上科 Chelonioidea
科: ウミガメ科 Cheloniidae
属: タイマイ属 Eretmochelys
種: タイマイ E.imbricata




田中ひょん
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by taxonomicblog | 2006-10-16 19:34