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スミレナガハナダイ

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Squarespot anthias
Pseudanthias plerotaenia
スミレナガハナダイ

体長:100mm
生息水深:15m~180m
生息域:インドネシア~サモア諸島北部・沖縄南部・Rowley Shoals・ニューカレドニア・ミクロネシア全域

撮影地:タートルコーブ水深18m
Auther:hashizo

さて、2回目です。ちょっとメージャー過ぎるかなぁと思いましたが今回は、「スミレナガハナダイ/Squarespot anthias」です。本種は、ハタ科に分類され、パラオでは、ドロップオフのポイントで比較的簡単にみられる種です。同属(Pseudanthias属)には、オーロラアンティアス・コウリンハナダイなど生息水深-50mオーバーの種も多く存在しますが、本種は、20m程度の水深で見ることができます。さて、本種の背鰭の構成は10棘16-18軟条ですが、この写真(上)では、本来10本あるはずの背鰭(Darsal fin)の棘(きょく)が3本だけしか残ってないようです。これは、幼魚の頃に肉食魚に捕食されたのではないかと想像されます。傷跡は、きれいに治癒しているようで、その事からも幼魚時代の傷ではないかと思います。
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上の写真は、幼魚を撮影したものですが、体長30mmほどで、人の親指の第一関節ほどのサイズでした。本種は、雌性先熟ですので、生まれた時、すべての個体は♀。群れの中で数個体のみ♂に性転換しますので、幼魚の♂は存在しないはずですが、もしなんらかの影響で♂の幼魚がいたら、是非撮影したいですね。かわいいでしょうね。きっと。はしぞう
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by taxonomicblog | 2004-12-02 19:05