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カスリハゼ

Taxonomic Blog 009

英名:Fragfin Shrimpgoby
学名:Mahidolia mystacina
和名:カスリハゼ

体長:5cm
生息水深:-5m~-25m
生息域:インド・西太平洋の温~熱帯域
撮影地:マラカル湾内-20m
Auther:tomoya


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今回はカスリハゼです。湾内の泥地、水深20mで撮影しました。湾内の砂泥地であれば-20m付近で割かし簡単に見ることができます。雄の第一背鰭は写真の様に伸張しているので、被写体としてもカッコエエと思います。底質がトロトロの泥地の場合を除けば、警戒心も小さいんで比較的簡単に撮影できるはずです。


和名の“カスリ”は体側にある斜走帯の模様を“絣”模様に見立てたことにちなみます。さて、ここでは『カスリハゼ』と書かせてもらったんですけど、正確には『カスリハゼ属の一種』Mahidolia sp.』とした方がエエと思います。カスリハゼ属は各鰭が大きく、特に目立つ第一背鰭の形や斑紋が種の識別に有効とされてきましたが、近年の研究では再検討が必要とされています。きっちり同定されたら、またこのページでアップしたいと思います。

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こっちは雌の写真です。雄に比べて、第一背鰭は丸く、伸張しません。雄とペアで居ることもあります。また、ギンガハゼ等と同じく黄化個体もいるようです。


このカスリハゼ、三本目に狙いに行きませんか?


ともや
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by taxonomicblog | 2006-09-26 18:49
Taxonomic Blog 008

英名:Manta Ray
学名:Manta birostris
和名:オニイトマキエイ 

翼長:3.5m
生息水深:表中層を単独または数尾の群れで移動する
生息域:沖縄、四国、全世界の亜熱帯~熱帯海域
撮影地:ジャーマンチャネル水深15m
Auther:tomoya


まいどです!!
今回は世界の人気者“マンタ”です。

パラオでは特に乾季での目撃例が多く、12月中旬から3月くらいまではかなりの高確率で、ジャーマンチャネルなどのポイントで観察することができます。

普通の腹部が白い個体の他に、全身真っ黒の“ブラックマンタ”と呼ばれる個体も存在します。
ブラックマンタは普通種に比べると、数も少なく、遭遇できたらかなりラッキーです。

しかし!!今回紹介させていただくのは、更にレア!!
パラオでもほとんど目撃されていない、“ホワイトマンタ”です。
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この写真は6月にジャーマンチャネルで目撃された個体です。
上げ潮時で、捕食でも狙ったろかいと沖に出た所で遭遇。
体のほとんどの部分が白色で、一部黒色の部分が見られる個体です。

『マンタは老成化すると白くなる』と噂を聞いたんですが、魚類は哺乳類などと違って成長が頭打ちになることがなく、老成化した個体はいずれの種も巨大になることが知られています。
この個体は翼長3.5m。
まだまだ若い個体です。

公式の記録でマンタの最大翼長9mと聞きました。
非公式では12mです。
これらの個体が“ホワイトマンタ”であったとは聞きません。

おそらくマンタの白化個体“アルビノ”ではないでしょうか!?

パプワニューギニアでは目撃例があるらしく、パラオでも何人かのガイドさんに見たことがあると聞きました。

この時はステーションでグ~ルグルというわけにはいきませんでしたが、いつの日か再会してみたいもんです。


ともや
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by taxonomicblog | 2006-09-08 18:56