Taxonomic Blog


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アミメトビエイ

Taxonomic Blog 012
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英名:Ornate eagle ray
学名:Aetomylaeus maculatus
和名:アミメトビエイ

翼長:2.5m
生息水深:18m以深
生息域:モルジブからパプアニューギニア・台湾北部・ニューカレドニア南部・パラオのマングローブ域・チャネル(水路)付近の砂地※日本でも標本が得られた。
撮影地:ゲロンインサイド
Auther:tomoya

まいどです!やっとオルネイトイーグルレイ、アップできますよ。今まで数回目撃したんですけど、はっきりと個体が分かる写真ゲットできなかったんで。今回は長く見れたこと、お客さんとマンツーマンで潜ってたんでカメラを借りやすかったことでなんとか写真撮れました。


さて、オルネイトイーグルレイですけど和名がつきました。『アミメトビエイ』です。背中の網目模様から来てて、珍しく和名の方が分かりやすくシンプルな名前やと思います。まあオルネイトイーグルレイの方が通る名前なんで、あえてアミメトビエイとは言いませんけど、日本でも揚がったんですねぇ。


今回はゲロンのインサイドで遭遇。水深は25mです。安全停止に入る直前で見つけました。毎度のことですけど、テンション上がりましたー。10分くらいはじっくり見れたんちゃいますかね!?背中の網目もがっつり見ました。こいつは網目模様以外にももう一つ大きい特徴があります。尾鰭が以上に長いんです。

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マダラトビエイなんかでも、幼魚の頃は体に対しての尾鰭の比率は相当大きいですけど、大型になってもオルネイトの場合は尾鰭がべらぼうに長いです。初めてジャーマンチャネルで目撃した個体は翼長3mオーバーでしたが、尾鰭がこれまた長かった!至近距離やったんで、全体が視界に入りきりませんでしたからね。

レア度としては“激レア”の部類に入ると思います。パラオに一年居て、1~2回くらいの遭遇率でしょうか。遭遇しても、スーッとフェードアウトしていきます。砂地を好むようで、ジャーマンチャネル、ゲロンインサイドで目撃例が多いです。ウーロンチャネルやゲロンアウトサイドでもたま~に見られるそうです。個人的には、今回のゲロンインサイドそして過去にジャーマンチャネル、ゲロンアウトサイドで目撃しました。


撮影のチャンスは“稀”ですが、パラオに是非狙いに来てください!!


ともや
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by taxonomicblog | 2006-10-24 19:19

タイマイ

Taxonomic Blog 011

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英名:Hawksbill sea turtle
学名:Eretmochelys imbricate
和名:タイマイ

体長:60cm~90cm
体重:60Kg
生息水深:0m~不明
生息域:太平洋・大西洋・インド洋の南北30度より低緯度の熱帯海域
撮影地:ブルーコーナー
Auther:tanaka toru


この写真はタイマイの甲羅上の付着生物ををニザダイ科のナガニザが搾餌している場面です。また、ウミガメの類は、この方法の他にコーラルや石に甲羅を擦り付けることによって甲羅を掃除している姿を見かけます。

カメの甲羅はボートの船底と同様に定期的なメンテナンスが必要であり、大型のサメに襲われる際などに、逃げるスピードが落ちるため、まさしく死活問題となります。

そうした理由のために、海ガメの類は魚類のクリーニング行動を利用したり、自分で岩や珊瑚に擦り付けたりして掃除をするわけです。陸ガメの甲羅干しについては、ただ体を暖めたり、ビタミンを吸収したりするほかにも甲羅についた藻を日に当てて枯らせて除去する大事な役目があるそうです。

昔から、「鶴は千年、亀は万年」と言われるように、カメの類は細胞の代謝のサイクルが遅く、動物の中でも長寿の部類ですが、海亀の甲羅があんなにキレイなのは本当にマメに掃除しているキレイ好きなんですね。フジツボや藻がびっしりと生えたカメは見た事がありませんものね。

水族館では定期的にデッキブラシでウミガメの甲羅の掃除を飼育員がやっている姿を見かけます。自然界の中ではカメのクリーニングステーションがあるそうです。ダイビング中にデッキブラシを持っていくとウミガメが集まってくるなんてなったら面白いですね。


界: 動物界 Animalia
門: 脊索動物門 Chordata
亜門: 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱: 爬虫綱 Reptilia
目: カメ目 Testudines
亜目: 潜頸亜目 Cryptodira
上科: ウミガメ上科 Chelonioidea
科: ウミガメ科 Cheloniidae
属: タイマイ属 Eretmochelys
種: タイマイ E.imbricata




田中ひょん
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by taxonomicblog | 2006-10-16 19:34

インドカエルウオyg.

Taxonomic Blog 010
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英名:Brown coral blenny
学名:Atrosalarias fuscus holomelas
和名:インドカエルウオ

体長:2cm
生息水深:サンゴ礁域の浅海
生息域:西部太平洋の熱帯域
撮影地:マラカル湾内-5m
Auther:tomoya


今回は幼魚です。インドカエルウオyg.です。イソギンポ科の魚で、同科内ではめずらしく幼魚と成魚の体色が異なるのが特徴です。本種は湾内の浅場のサンゴ域で見ることができます。ご覧のように、全身黄色で目を引きます。成魚になると全身真っ黒になるので、あまり人気はありません。


今回撮影した幼魚は体長約2cm、人差し指の第一関節くらいの大きさでしょうか。近寄るとサンゴの裏側に隠れるんですけど、またすぐ出てきます。カメラを近づけると隠れて、そしてまた出てくるまでネバる。この繰り返しです。黄色以外にもやや緑がかった色のものもいますが、藻場にいるものは緑、浅場のサンゴでは緑~黄色のものが見られるようです。このカラーもさることながら、愛嬌のある容姿がかなりカワイイ良い被写体だと思います。

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ともや
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by taxonomicblog | 2006-10-02 13:31